フリードの中古車・新古車の相場はいくら？

フリードはミニバンの中では比較的お手ごろな値段で販売されていますが、グレードやオプションにによっては300万を軽く超えてしまうケースも少なくありません。

もっと安く買いたいという方は中古車を選ぶという方法がありますね。

今回はフリードの中古相場を記載していきたいと思います。

フリード年式一覧

引用https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/2011/

フリードは初代モデルが2008年にデビューしていますので、初期モデルはすでに11年も前の車ということになります。

しかし、初代モデルはマイナーチェンジやハイブリッドモデルの追加などを含め8年間生産されていたのでかなりのタマ数が存在しており、グレードも様々です。

初代モデルの3列シート仕様のグレードは以下の通りになります。

G…ベーシックモデル。エアコンもマニュアル式となり、ヘッドライトも一般的なハロゲン式となります。

Gジャストセレクション…左側のパワースライドドアやディスチャージヘッドライト、フルオートエアコンが追加された最量販グレード。ちなみににジャストセレクションという名前は2009年からで、最初期型はLパッケージという名称でした。

Gエアロ…Gにプラスしてエアロパーツやリアスポイラーが追加されたグレード。

Gエアロジャストセレクション…GジャストセレクションとGエアロの装備を2つ両方付けたグレード。このグレードには15インチアルミまで標準装備となります。このグレード名も2009年からで、最初期型はLパッケージという名称でした。

Giエアロ…両側パワースライドドアやサイドエアバッグ、カーテンエアバッグが装備されている最上級グレード。

※Gジャストセレクション（Lパッケージ）、Gエアロジャストセレクション（Lパッケージ）に関しては7人乗りと8人乗りの2つから選べる。

因みに初期の5人乗り仕様はFLEXという名前でバリエーションは3列シート仕様と基本的には同一ですが、3グレードと少し少なめです。

2010年、5人乗り仕様は専用の外装を持ったや荷室を持ったフリードスパイクに切り替わりました。

バリエーションは基本的に同じですが、スパイクの方には本来フリードには設定のない廉価グレードのCというグレードが存在していました。

2011年に追加されたハイブリッドモデルは2タイプのみでHybridとHybridジャストセレクションの2タイプのみで、全車エアロフォルムとなっています。

また、2011年モデルから、7人乗りキャプテンシート仕様は6人乗りに、8人乗りベンチシート仕様は7人乗りへと変更されています。

エンジンは8年間での変更はなく、当時のフィットRSに搭載していた1.5LSOHC i-VTECの118馬力を搭載しており、ハイブリッドに関してはインサイトエクスクルーシブに搭載していた1.5L i-VTEC＋IMAシステムを搭載していました。

フリードの中古価格相場

引用https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/2014/webcatalog/type/plus/

フリードの中古価格相場は以下の通りになります。

2008年式 20万円台～50万円台

2009年式 10万円台～113万円

2010年式 25万～156万

2011年式 42万～148万

2012年式 30万～201万　ハイブリッドモデル 69万～165万

2013年式 49万～149万　ハイブリッドモデル 47万～184万

2014年式 75万～195万　ハイブリッドモデル 73万～176万

2015年式 90万～205万　ハイブリッドモデル 119万～228万

2016年式 139万～301万　ハイブリッドモデル 161万～254万

2017年式 177万～195万　ハイブリッドモデル 250万

2018年式 173万～300万 ハイブリッドモデル 物件なし

2019年式 139万～287万　ハイブリッドモデル 229万～254万

2016年式は初代モデルと2代目モデルが混同していますが、デビュー時期が9月なので大半が初代モデルと言ってよいでしょう。

さすがに初代モデルの前期モデルは20万円台からありますが、未だに10年落ちでも100万を超える物件もあるのは驚きです。

これは走行距離が少ない4WDモデルというのが大半のようで、このモデルはかなり希少性が高いです。しかし、4WDモデルは雪の多い地域に多く存在しているようなので、その他の地域で4WDモデルを探すのはかなり苦労することが予想されます。

グレードに関してはG LパッケージとGジャストセレクション、GエアロLパッケージやGエアロジャストセレクションがかなりの台数を占めており、メーカーオプションだったインターナビシステムを装着している車両がかなり多いです。

乗車定員ですが7人乗り、もしくは6人乗りの2列目キャプテンシート仕様が大半を占め、ベンチシート仕様は少ない傾向にあります。

これは現行型も同じような傾向があるのでそんなに気にする方は少ないかもしれませんが、ベンチシート仕様が欲しいという方は少し根気強く探してみましょう。

5人乗り仕様のFLEXに関してもLパッケージ、もしくはジャストセレクションが大半を占めますが台数はかなり少なく、専用オプションだったスカイルーフ装着車はほぼ皆無に近い状態です。

因みにフリードスパイクの方はハイブリッドを含めて600台前後しか存在しないためFLEXよりは探しやすいと思いますが、それでも玉数は少なめです。

新車と中古車どちらが得？！

引用https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/2014/webcatalog/interior/detail/#seater

新車と中古車どちらがお得かということに関しては購入者の予算などもあるため一概には言えません。

しかし、フリードはタマ数が豊富なので、自分の予算に合わせて程度のいい物件を見つけやすいという傾向にあります。

最上級のGiエアロや5人乗りのFLEXがどうしても欲しいという方は苦労しそうですが、グレードにこだわりのない方は意外と早くいい中古のフリードが見つけられそうです。

ハイブリッドも発売から8年近く経っているので値段も手頃になってきていますので、安い予算でいい物件が見つけることが可能になってきていると言えます。

しかし、初代モデルには安全対策諸設備がエアバッグやVSAくらいしか装備されていないので、衝突軽減ブレーキなどが欲しい方は現行モデルということになります。

今車を買う上で衝突軽減ブレーキなどは必須装備であり、ファミリーカーのフリードであれば尚更です。という観点からいくと選ぶなら現行モデルと言えるでしょう。

中古車は確かに安く車を買うことが出来るのが大きなメリットですが、走行距離もある伸びていますのでメンテナンス頻度は新車より格段に上がることになります。

また、車検の時期が購入後すぐに来てしまう場合もあるので安く車を変えたとしてもその場合出費が多くなってしまいます。

従って長く車を乗るという方には中古車はお勧めできません。

走行距離の多い物件を安い価格で購入しても結局メンテナンス代がかなりかかってしまい、結局2～3年くらいで次の車に乗り換えるということにもなりかねません。

長く車を乗る方であれば絶対新車の方がお得と言えます。

フリードはグレードによっては乗り出し価格で300万を超えてしまいますが、現在は残価設定ローンなど安い金額で新車が乗れるプランがどのメーカーにも用意されていますので、お得に安全で快適、そしてメンテナンスも余程のことがない限り定期点検以外は必要ない最高のフリードを乗れることになります。

もちろん急遽車が必要になった場合などは話は別になりますが、フリードが欲しいという方はまずディーラーに行ってフリードの月々の支払額を調べてもらいましょう。

乗り出し価格が高くなってしまっても月々の支払額が安く乗れるということになるので、安全面や快適性などを考えると新車の方がお得と言えそうですね。