新型フリードVSステップワゴン！燃費や維持費、価格の比較！

フリードはコンパクトなボディで人気のミニバンですが、ホンダにはミニバンブームの火付け役ともいえるステップワゴンが存在します。

この2台で迷う方も多いようなので、今回は燃費などの面について比較していきます。

新型フリードの燃費と維持費は？

引用https://www.honda.co.jp

フリードはガソリンモデル、ハイブリッドモデル共に1500㏄となっているため、排気量における自動車税は34500円と同額となります。

因みにこの金額はホンダフィットやヴェゼル等と同じになっています。

フリードの燃費は以下の通りになります。（6人乗り仕様の2WDモデル）

ガソリンモデル 19.4キロ

ハイブリッドモデル 28キロ

※グレードは普及タイプのGホンダセンシングでの数値になります。

これはあくまでもカタログ燃費になりますので、実際の燃費は乗り方等によって異なります。

重量税に関してはガソリンモデルになるとエコカー減税として25%引かれるため購入時には7500円引かれる事になります。

ハイブリッドモデルは購入時の重量税が免税になります。

維持費の事を考えるとフリードはコンパクトカープラスα程度の維持費で乗ることが可能になるので、とてもお得なミニバンと言えるでしょう。

そして、フリードは価格も200万円台に収めることが中間グレードではかなりの確率で可能になるので、使い勝手と安い維持費を両立している事も人気の理由となっています。

室内の広さはステップワゴンには及びませんが、ファミリーユースで使う際にはフリードでも十分以上の広さを持っています。

維持費の安さに加え、コンパクトなボディを求める方はフリードを選ぶのが無難と言えるでしょう。

グレードやオプションも豊富に用意されているので予算に応じた自分好みの仕様を選ぶ事が可能になっています。

ステップワゴンの燃費と維持費は？

引用https://www.honda.co.jp

ステップワゴンはフリードの上に属するミドルクラスのミニバンです。

ステップワゴンはフリードと同様にハイブリッドモデルとガソリンモデルが存在しますが、排気量が違うため自動車税が異なります。

ガソリンモデルは1.5リッターVTECターボエンジンを搭載しているため、フリードと同様に34500円となります。

一方ハイブリッドモデルに関しては2リッターになるので自動車税は39500円となります。

しかし、ハイブリッドモデルは購入時にエコカー減税が免税対象となるため、諸経費はガソリンモデルよりも安く済むことになります。

ステップワゴンの燃費は以下の通りになります。

ガソリンモデル 15.4キロ

ハイブリッドモデル 25キロ

※ガソリンモデルは人気グレードのスパーダ・クールスピリット ホンダセンシング、ハイブリッドモデルは最上級グレードのe:HEV スパーダG・EXホンダセンシングの数値です。

ステップワゴンのガソリンモデルの燃費もミドルクラスのミニバンという事を考えるとかなりの燃費性能ですが、ハイブリッドモデルもフリードより僅かに怠る程度です。

これはハイブリッドシステムがフリードと違うためで、ステップワゴンは驚異的な燃費性能を持った2モーターのシステムを搭載しているためで、乗り味もフリードと異なります。

ハイブリッドモデルの方が自動車税が高いという点が気になりますが、このシステムはパワー換算すると3.5リッターV6エンジンとほぼ同じになっているようです。

従って、3.5リッターガソリンのパワーが2.0リッターの自動車税で乗ることが出来ると考えるとかなりお得と言えます。

重量税ですが、ハイブリッドモデルに関しては全グレードで免税対象になっていますが、ガソリンモデルに関しては25%減税対象のため、7500円程優遇され、22500円となります。

因みにこれはグレードや駆動方式により異なるので購入時にディーラーで確認しましょう。

ステップワゴンはフリードに比べて室内が大変広く、3列目までゆったり座ることができ、荷物もかなり大量に積む事が可能ですが、フリードに比べて価格が高いのも事実です。

ガソリンのノーマルモデルでも271万円とフリードより50万程高くなっており、ハイブリッドモデルに関しては342万から362万と結構高額な設定となっています。（コンプリートモデルのモデューロXは

除きます）

従って最上級グレードにナビを付けると400万を越えてしまう事がほとんどです。

燃費の部分ではステップワゴンもかなり健闘していますが、フリードに比べて価格帯がかなり違うため、ハイブリッドモデルはちょっとした高級車を買うような感覚と言えます。

これだけの価格差があればフリードの方が良いと思う方も多いと思われますが、ステップワゴンにはフリードにはない床下格納式リアシート、わくわくゲート等フリードにはない魅力がたくさんあります。

また、ガソリンモデルはフリードと同じ税金で乗ることが可能という点も大きな特徴になります。

フリードとステップワゴンの価格差と比較まとめ

引用https://www.honda.co.jp

フリードとステップワゴンの維持費等を今回は比較していきましたが、フリードもステップワゴンもエコカー減税対象、もしくは免税となる車種が多く、比較的安く乗ることが可能ということがお分かりになったと思います。

もちろん乗り出し価格や燃費性能を考えるとやはりフリードです。

ガソリンモデルであれば210万円台というとても買い得な車両本体価格に設定されているため、家系にもとてもやさしいミニバンと言えます。

ハイブリッドモデルは購入時の免税額が結構大きいですが、ガソリン車よりも35万程高く設定されているため、相当な距離を乗らないとこの差額を埋めることはかなり厳しいと言えます。

しかし、フリードの場合、ガソリンモデルでもかなりの燃費性能を持っているため、今まで燃費の悪い車に乗っていた方はガソリンモデルでも十分満足のいく車になっていると思います。

ステップワゴンの方はフリードよりも燃費性能は怠っているとはいえ、ガソリンモデルに関してはフリードと同じ自動車税で乗ることが出来るということが大きな特徴と言えるでしょう。

他社のミドルクラスミニバンのほとんどが2000㏄エンジンを積んでいるため燃費の面でも税金面においても少し不利になってしまうことが多いのですが、ステップワゴンは1500㏄なので税金面でも燃費の面でも有利になります。

しかもターボエンジンなので2000㏄エンジンよりもパワーを多く出せるのも大きな特徴になります。

ハイブリッドモデルは2000㏄なので、税金面でも少し不利になってしまいますが圧倒的な燃費性能とパワーを持っているということが大きな特徴になります。

特にパワーに関しては2モーターシステムを搭載していますが、前途の通り3.5リッターV6エンジンと同じパワーを出せるため、高級ミニバンを2000㏄の税金で乗ることが出来ると解釈すればかなり安く乗れると感じるでしょう。

ステップワゴンとフリードのどちらがいいかという話になると選ぶのが難しくなりますが、普段の街乗りがメインということであればフリードで十分と言えます。

しかし、ファミリーでキャンプ場に向かう、3列目までゆったり座りたい、荷物をたくさん積みたいという方はステップワゴンを購入したほうが良いでしょう。

ガソリンにするかハイブリッドにするかは年間走行距離が目安と言えるでしょう。

また、ステップワゴンの場合はガソリンモデルとハイブリッドモデルでは燃費性能やパワー感だけではなく、高級車のような走りを披露することが可能なので、出来ればどちらも試乗してから購入を検討してみましょう。