新型フリード【クロスター】のリコールや不具合は?対応や修理期間も紹介!

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フリードに限らず、どのメーカーの車でもリコールや不具合が出ることはあり得ます。

特に最近の車は電子制御などを多く入れているため、リコールも以前より多いようにも感じます。

今回はリコールなどについて記載していきます。

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新型フリード【クロスター】不具合の情報

引用https://www.honda.co.jp

現行フリードはまだデビューから4年程ですし、マイナーチェンジからまだ半年程しか経っていないため、

大きい不具合は余程の事がない限り少ないでしょう。

しかし、フリードに限らずデビュー間もない初期モデルは、マイナーな初期トラブルが多い傾向にあるようです。

これは、フルモデルチェンジを行う場合は新しい部品や最新のシステムを導入するためで、

マイナーチェンジや一部改良で対策することがほとんどです。

中には特に公式発表をしないで対策を行う事もあります。

スマートキーの不具合

初期型を乗っている方はまずスマートキーの不具合が出てくる時期でしょう。

スマートキーは電池式なので、当然電池が切れてしまったりすると鍵の開閉やエンジン始動が出来なくなります。

しかし、スマートキーの電池が少なくなってきた場合はマルチインフォメーションディスプレイに表示されるので、

その時点で電池を交換すればトラブルもなく解決するでしょう。

パワーステアリングの不具合

フリードで意外と多いのが電動パワーステアリングの不具合で、走行中にステアリングが重くなる不具合が発生することがあるようです。

また、メーター内にあるEPS警告灯が点灯するのも、同じ原因で発生します。

このトラブルはまだ原因が分かっていないようで、エンジンを再始動すると症状が出なくなることもあるようです。

修理する場合は、ホンダのディーラーでエンジン制御ユニットのプログラムを換える事で解決する事が出来ます。

CVTの異音

フリードのトランスミッションはガソリンモデルがCVT(無段変速機)、

ハイブリッドモデルが7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載していますが、

ごく稀にCVTの異音が発生するなどの症状が出ることがあるようです。

変速時以外には特に問題がないようですが、症状が進むと変速不能になる可能性があるため、

早期に修理をしておかなければならない事例と言えるでしょう。

パワーウィンドウの不具合

フリードだけではありませんが、パワーウィンドウの不具合もたまに出ることがあるようです。

サイドウインドウのガラスはかなりの重量があるものであり、パワーウインドウの稼動部品には大きな負荷がかかっています。
そのためパワーウインドウの部品が経年劣化で古くなってくると、
部品の破損からパワーウインドウが動かなくなる不具合が起こる事があるようです。

スライドドアの不調

フリードにはスライドドアが開かないという不具合が度々報告されているようです。

特に、助手席側のスライドドアということですが、他車と比べて壊れやすいというわけではなさそうです。

原因はすでに特定されており、ガソリン給油後に給油口のふたを完全に閉められていないことだそう。

確かに、これならフリードでなくとも起こりうる現象ですね。

この状態で誰かが車内に乗っていたりするとドアが開かないようになります。皆様もご注意ください。

シートベルトが外れない

シートベルトが外れないという報告も上がっているようです。

シートベルトを外す際に、ボタンを押してもはずれないという現象が起こっており、バックルの破損が原因となっているようです。

部品を交換してしまえば改善できる症状なので、そこまで大事ではないのですが必ず締めるシートベルトだからこそ、地味に困りますよね。

どうやらこのパーツにも中古品などの取り扱いをしている業者もあるので、格安で修理が可能なようです。

一度、ディーラーさんや、町の中古車屋さんなどに相談するのも良いかも。

アクセルペダルから異音

数年フリードに乗っているというユーザーさんから多く聞くのが、アクセルペダルを踏むとちょっと引っかかりを感じることがあるのだそう。

車によって程度は様々ではありますが、エンジンに直結し、走行にも大きく絡むパーツだからこそ用心したいところ。

原因は経年劣化と言われていますが、いざ修理するとなると30万円近くかかってしまいます。

そのため、この場合は一度ホンダの販売店に相談するのがベスト無償で修理交換してくれることが多いそうなので、

正規ディーラーへの相談が一番安心です。

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新型フリード【クロスター】リコールについて

引用https://www.honda.co.jp

不具合は大きなものから小さなものまであることは分かりましたが、実際にリコールまで発展している事象はあるのでしょうか?

実は、フリードでは旧型をも含めると2種、3回のリコールが発生しているようです。

詳しく見ていきましょう。

制動装置(ブレーキマスターシリンダー)

現行モデルのフリードでのリコールは1回出ているようです。

因みにどちらも初期モデルのみが対象で、マイナーチェンジ後の車輌は対象外となっているようです。

このリコールは現行型のフリード、フリード+の合計8万台、ステップワゴンの合計20万台が対象になっているようです。

以下がリコールの概要になります。

 

不具合の部位(部品名):
制動装置(ブレーキマスターシリンダー)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:

ブレーキマスターシリンダーにおいて、セカンダリーカップの材質と形状が不適切なため、

カップがリザーバータンクホースからブレーキ液中に溶け出した可塑剤により膨潤し、

また、走行中のエンジンからの熱影響により膨張すると、変形することがあります。

そのため、シール性能が低下して、ブレーキペダルをゆっくり踏むとシール部からブレーキ液が漏れ、

最悪の場合、制動距離が長くなるおそれがあります。

 

ブレーキが対象になっているので、すでにほとんどの方が対策品に交換済みだと思いますので、

もし中古でフリードを購入する方も安心して大丈夫と言えるでしょう。

 

エアバッグ装置

同一事象で2018年9月、2019年6月にリコールを発表しています。

内容としては、エアバッグ装置の不具合に関してで、助手席側のエアバッグのインフレーター(膨張装置)において、

環境温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあります。

そのため、エアバッグ展開時にインフレ-ター内圧が異常上昇して、インフレーター容器が破損するおそれがあるとのことです。

尚、2019年の発表の際は、交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できたものとして、該当台数は2台、

2018年の発表では、70,950台が該当するとのことです。

ちなみに、2018年の発表では、該当車は旧型フリードとのことで、フリードプラスや新型は対象外とのことです。

「エアバッグは使わないものだから」と言って対策品に交換しない方もいるようですが、

エアバッグは万が一の時に命を助けてくれる大切な装備であり、

リコール対策をしていないエアバッグが作動すると死亡事故に繋がる可能性もあるので、

まだ対策していない方は今すぐにディーラーに行きましょう。

特に2008年~2010年までのフリードについては、この対策しないと車検が受けられないようになっているようなので、

初代モデルを乗っている方はすぐに対策しましょう。

リコール対象車種になっている場合は、ホンダの方から封筒が届き、

その中にリコールが対象になっている部位が記載してある書類や、お詫び文が入っています。

そして、当然ながら修理工賃や部品代に関してはメーカー持ちなので、無料で修理してくれます。

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新型フリード【クロスター】不具合とリコールまとめ

引用https://www.honda.co.jp

リコールや不具合はあまりいい印象を持つ方はほとんどいないと思いますが、

車は工業製品であるため不具合が出ることはどの車種でもあり得ることです。

リコールを隠してしまうと会社の信用問題にかかわるので、大変な事態になってしまいますが、ちゃんとメーカーが公表し、

対策すればもっと良い製品になるでしょう。

リコールやサービスキャンペーン等は基本的に部品を対策品に交換したり、コンピューターの制御プログラムを書き換え等を行うので、

修理前よりも性能が上がったり制御が変わったりする事も交換部品によってはあるようです。

従って、愛車がリコールの対象になってしまっても「無料の部品交換でもっと良くなる」と考えると気持ちも少しは楽になるでしょう。

ただし、リコールの対象になっているのにも関わらず「大した場所じゃないから治す必要はない」と言って

修理を行わないというのは絶対に止めましょう。

恐らくリコール対象になった場合はメーカーからも書類が届きますし、ディーラーからも連絡があるでしょうから、

そのような方はいないと思いますが、リコール対象の場所によっては命に関わる部分もあります。

また、前途の通り、リコール対策を行わないと車検が通らないという事態にもなりかねませんので、

通知が来た時点でディーラーに連絡し修理する日程等を決めましょう。

前途の通り、デビューして間もない時期に購入してしまうと、初期トラブルが発生する可能性がかなり高くなるため、

リコールの対象になることが多いです。

車を購入するタイミングは人それぞれですが、もし可能であればデビューから1年位経ってから、

もしくはマイナーチェンジを行ってからの購入がおすすめとなります。

マイナーチェンジは装備内容やグレード構成の変更等、公式発表する内容も多いですが、

実は発表しない内容として足回りのセッティングや不具合等が出た場合対策品に変更するといった事も行うのです。

また、フリードに限らず車を購入する場合はメーカーから出ている延長保証は必ず入っておきましょう。

リコール対象になってない部品の不具合が出てしまった場合に、場所や使用条件によりますが、保証を使って無料で交換してくれます。

繰り返しにはなりますがリコールの通知が来たらすぐにディーラーに連絡をして、早めに対策してもらいましょう。

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