フリード【プラス】は４人家族では狭い？室内の広さはどう？

フリードプラスは2列シートの5人乗り仕様となっています。

ベースモデルであるフリードは3列シート7人乗り仕様であるのに対して、乗車定員は少なくなっていますよね。

フリードプラスを購入検討されている方は、家族で乗ることを想定している方が多いのではないでしょうか。

フリードプラスは家族で乗るに当たって広さは十分あるのか、快適に乗れるのか気になっていると思います。

そこで今回は、２列目シートの快適性や室内全体の広さ、さらに車中泊の際の最大人数などを4人家族を想定としてご紹介していきます。

フリード【プラス】２列目シートに快適に座れる??

フリードプラスは「大きなラゲッジスペース」が最大の特徴であり、セールスポイントです。

よって、室内全体の構造もその特徴を最大限に活かすことを目的に作られています。

まず、先代のフリード【スパイク】時代にはなかった２列目シートのスライド機能もその１つです。

２列目シートを１番前までスライドすると、ラゲッジスペースにさらなる奥行きができ、さらに大きな収納空間を確保することが可能となります。

逆に２列目シートを1番後ろまでスライドすることによって、足元に十分なスペースができ、快適に座ることができます。

こちらも先代のフリード【スパイク】と比べると居住性や快適性が格段にアップしています。

また、２列目シートは独立スライド式となっており、左右6：4の割合でシートをスライドさせることができます。

それにより、自転車のような長さのある荷物を後ろに乗せた場合でもリアシートに人が座ることが可能になりました。

しかし、ここで1つフリードプラスのハイブリッド車限定の難点をお伝えします。

それはハイブリッドバッテリーの位置です。

フリードプラスのハイブリッドバッテリーはフロントシートの下にあり、後部座席に大人が座った際足を伸ばすとつっかえてしまうでしょう。

長時間乗る際に、少し気になってしまうかもしれません。

何度も比較で出していますが、先代のフリード【スパイク】に比べるとフリード【プラス】の快適性は抜群によくなっています。

特に２列目シートの居住性はスライド機能のおかげもあり良くなってはいますが、フリードや他のメーカーのコンパクトミニバンと比べるとラゲッジスペースに圧迫されて少し窮屈なのは事実です。

特に背もたれを後ろにリクライニングする際の可動域は狭く、ほとんど倒れないと思ってもらったほうがいいでしょう。

また、ハイブリット車の場合は座る側によってはバッテリーに足が当たってしまい、充分に伸ばせないことがあるかもしれません。

しかし、座るには充分の足元のスペース確保と大きなラゲッジスペースの両方を備えているという点を考慮すると、普段乗る分には充分に快適と言えるのではないでしょうか。

フリード【プラス】4人家族で乗るには狭い!?

 

フリードプラスの購入を考えているご家族は4人家族、もしくは今3人だけど4人になる予定のご家族が多いのではないでしょうか。

結果から言うと、4人家族ならフリードプラスで広々乗れます！

4人家族と言っても色々なパターンがあるかと思います。

例えば、お父さん、お母さん、チャイルドシートが必要な子供さん×2人の場合。

フリードプラスの後部座席は、チャイルドシートを2台積んでもぶつかり合うようなことはありません。

室内の幅が約1.5mとなっており、チャイルドシートの幅は大体45cm前後となっています。

この数字を見てもわかるように、チャイルドシートを2台積んでも少し余裕が残るくらいのスペースは確保されています。

「普段は後部座席にチャイルドシート２台積んでいるけど大人を1人乗せるために急に取り外さないといけなくなった！」

フリードプラスの良いところは、こんな時にチャイルドシートを外してすぐ後ろの荷室に収納できるところです。

なんなら2台とも外さないといけなくなっても困ることはないでしょう。

チャイルドシートを２台乗せられると言うことは、小学生のお子さんを2人後部座席に座らせるときに困ることはないと思います。

なので、次は大人が4人乗る場合を紹介します。

こちらも結果から言うと、問題なく座れると思います。

幅は十分ありますし、足元に関しては身長180cmの方でも足を組んで座れるほど前の座席とのスペースは確保されているようです。

前述したとおり、ハイブリッド車になるとハイブリッドバッテリーがフロントシートの下に設置されているので、足を伸ばして座ることは難しくなるでしょう。

あともう１つ、大人2人が後部座席に座る際に残念なポイントがあります。

それは、アームレストが設置されていないことです。

これは、人によってはだいぶ大きなマイナスポイントになるのではないでしょうか。

3列シート7人乗りであるフリードの2列目シートには、引き出す形のアームレストがあります。

ドリンクホルダーは付いていませんが、左右から2人で腕を置ける大きさのものになっています。

どうしてもフリードプラスの２列目シートにアームレストが欲しい！と言う方は、後付けの外品を購入してもいいかもしれません。

 

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このように置くだけで設置できるアームレストも売っています。

難点は、邪魔になったときに畳んで収納することができない点です。

フリードプラスの後部座席は、小さなお子さんから大人まで快適に座ることができる広さと言うことが分かりました。

フリード【プラス】家族で車中泊はできる!?

最後に、フリードプラスで家族で車中泊できるのか見てみましょう。

まず、フリードプラスの中で大人が快適に寝られるのは2人までとなっています。

夫婦だけで車中泊するのであれば、ストレスなく寝ることができそうですね。

続けて、夫婦＋お子さん1人の場合。

写真でも分かるとおり、大人2人だけだとだいぶ余裕があるので、小学生くらいのお子さん1人であれば間で寝ても幅的に問題なさそうです。

最大で中学生のお子さんまでであれば3人で寝ることができるかもしれませんが、それ以上となると寿司詰め状態で寝ることになってしまいそうです。

そんなストレスのかかる状態で寝たくないですよね。

やはり、車中泊は大人2人＋小学生〜中学生1人が限界かもしれません。

もちろんこれもそこで寝る人たちの体型によって変わってくるでしょう。

家族4人以上や大人3人以上でキャンプに行くときなどは、テントとフリードプラスの両方を活用するといいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

フリードプラスは数あるコンパクトミニバンの中でも、レジャー色が強く、家族の普段乗りにはどうなのかと悩んでいる方もいるかもしれません。

しかし、家族4人であれば十分すぎるほどの室内の広さを保っていますし、荷物も多く乗せることが可能です。

お子さんが小さな時から大人になるまでの様々なシーンに対応でき、長い年月乗り続けられる車種となっています。

もちろん気になる点はいくつかありますが、メリット・デメリットを照らし合わせてみてください。

その際に少しでもこの記事が役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。