フリード【プラス】の実燃費は？燃費の向上方法はある？

フリード【プラス】の実燃費は？燃費の向上方法はある？

みなさん、こんにちは！

この記事では今流行りのミニバン「ホンダ・フリードプラス」の実燃費と、「フリードプラス」の燃費向上方法について解説します！

フリードプラスは実用性もさることながら、実燃費だってスバラシイんです！

それではいってみましょう！！

一体、フリード【プラス】の実燃費はいくつなの？？

早速、フリードプラスの実燃費を見てみましょう！

参考にするのは、あなたのカーライフをより良いものにするSNS、

みんカラです！！

 

「フリードプラス」に関しては547件、

「フリードプラスハイブリット」に関しては1556件（どちらも2020/4/9現在）

の燃費記録が掲載されています。（流石は人気の車種だけはありますね、、汗）

さてさて、気になる平均燃費ですが、、

フリードプラスは、

13.85㎞/ℓ

フリードプラスハイブリットは、

17.88㎞/ℓ

となっております。

ちなみに、カタログ掲載のWLTCモードによると、、

フリードプラスは、

FFモデルは17㎞/ℓ　4WDモデルは15.6㎞/ℓ

フリードプラスハイブリットは、

FFモデルは20.８㎞/ℓ　4ＷＤモデルは19.8㎞/ℓ

なので、実燃費はカタログ燃費の八割ほどとなっております。

なかなかいい数値ですね！！

ちなみに同クラスのライバルでもある「トヨタ・シエンタ」の実燃費はというと・・・

ガソリンモデルが12.77㎞/ℓ

ハイブリットモデルは18.34㎞/ℓ（どちらも2020/4/9現在、みんカラ燃費記録より）

のようです。

なるほど、フリードプラスとの燃費差はほぼ誤差の範囲内と言えますね。。

燃費を向上させる走り方は？？

さて、先ほどの項ではフリードプラスの実燃費とカタログ値を比較しましたね。

それを見てみると実燃費とカタログ値、やはり3～4㎞/ℓほどの差があるようです・・・

この項では、どうしたらこの差を埋めることができるのか、つまりいかにカタログ値に近づけられるかを、ガソリンモデルとハイブリットモデルに分けてそれぞれ説明したいと思います。

燃費が良くなる走り方～ガソリンモデル編～

この項目で述べる内容はフリードだけでなく、ほとんどのクルマに効果のある方法だと思いますので、ぜひ愛車がフリードではないよ、という方にも試していただけたら幸いです。大きく分けて三つのポイントがあります！

その①・無駄にスピードを出さない！

スピードの出しすぎは無駄なガソリンの消費につながります。

物理法則によると、物体の運動エネルギーは速度の二乗に比例して大きくなるそうです。

簡単に言うと、時速100キロで走っているクルマは、同じ重さの時速50キロで走っているクルマよりも4倍のエネルギーを持っているということになります。

このエネルギーはもちろん、エンジンでガソリンを燃やすことによって生まれます。

つまりスピードを出すにはより多くのガソリンを消費しなければならないことがお分かりいただけるかと思います。

ちなみに、

「私は急いでるんだ、一刻も早く目的地に到着したいんだ！」

と思って高速道路をかっ飛ばす方もおられるかもしれません。

ここで東京から水戸へクルマで移動することを想定してみましょう。

グーグルマップによると、東京駅から水戸駅まで約120㎞あります。（東京駅から水戸駅に行くんなら常磐線を使えよ・・・という声が聞こえてきそうですが、ここでは一旦置いておきます。）

平均時速80キロで走った場合と平均時速100キロで走った場合、どれだけ到着時刻に差が出るのか皆さんは考えたことはありますか？

正解は、約20分です！

あれ、思っていたよりも差が大きいですね・・・

まあでも速度違反で捕まったりしては元も子もありません！（笑）ここは出発前ののんびりタイムを削ってゆっくり走行し、燃費向上に当てましょう！！

ちなみに、燃費評価基準である「WLTCモード」での高速道路走行を想定した場合の車速は、時速97.2キロを想定しているそうです。

この速度に近くなるように走行すればカタログ燃費に近い値が記録できるでしょう。

※低燃費走行は、あくまで周りのクルマの流れ読んだうえで行ってくださいね！

その②・車間距離は多めに取ろう！

「ん？車間キョリ？そんなもの取ったって燃費向上とどんな関係があるんだい。」

と思う方もおられると思います。

が！車間距離をキチンと確保すると燃費向上につながるんです！

燃費を向上させる一番のテクニックは、アクセルの開度をできるだけ一定に保つことです。（”速度を一定に保つこと”と書いてある記事もありますが、あれは間違っていると私は思います。）

アクセル開度を一定にすると登坂や向かい風に煽られた際、速度が落ちてしまいますよね。もし前車の速度が低下してしまった場合、車間距離が短いと、あなたはやむを得ずブレーキを踏み、スピードを落とさざるをえません。

そしてある程度車間が開いたら、またアクセルを踏み込みクルマを加速させなければなりません。

この「アクセルを踏み込み速度を回復させる」という動作が燃費の悪化につながるのです。

一方、車間距離をある程度確保しておけば、万が一前方を走るクルマの速度が低下してしまっても、必要以上に減速する必要がなく、最低限の速度調整で済ませることができるのです！

アクセルを無駄に踏み込むことも少なくなれば、必要以上にガソリンを消費することも無くなるでしょう。

その③・econスイッチをonにしよう！

フリードプラスをはじめとするホンダ車には「econスイッチ」と呼ばれるスイッチが備わっています。

これは運転操作による燃料消費のムダを小さくし、クルマが燃費をよくなるように制御してくれるスイッチです。

このスイッチをオンにすると、

・エンジンの出力を穏やかにしてくれる。

・CVTを燃費重視のギヤ比に設定してくれる。

・コンプレッサーを止めたり、ファンの出力を抑えてエアコンの電力消費を小さくする。

・アイドリングストップ時間を長くしてくれる。

ようになります。

普通に乗る分にはeconスイッチを入れっぱなしで良いと思います。

ただ、夏場などどうしてもエアコンを効かせたい場合など、臨機応変に使い分けてくださいね！

この機能を積極的に用いてあなたもフリード＋の燃費を向上させていきましょう！

燃費が良くなる走り方～ハイブリットモデル編～

一つ上の項目ではガソリンモデルの燃費が良くなる走り方を紹介しました！

この項ではフリードプラスのハイブリットモデルに関する燃費向上術をお教えします！・・と言ってもほとんどガソリンモデルの燃費向上術と変わりません。（笑）

ひとつだけ、ガソリンモデルには備わっていないハイブリットモデル独特の機能を上手に使うんです！

～運動エネルギーを無駄にするな！～

フリードプラスだけではありませんが、ハイブリットモデルにはエンジンの他にモーターを搭載しています。

このモーターは加速時のアシストを行うだけが仕事ではありません！

減速時にクルマが持っていた運動エネルギーを、電気エネルギーに変換する能力も備わっています。

変換された電気エネルギーはバッテリーに充電され、加速時にエンジンのアシストとして力を発揮するのです！

「お～、だったらスピードを出したほうがたくさん電気を充電できるんだな！」

と思った方もおられるでしょう。

しかし！

モーターが運動エネルギーを電気に変換できる量には上限が決まっています。

なのでモーターで回収できなかった運動エネルギーはブレーキで熱エネルギーに変換され、クルマの外へ放出されてしまうのです。

これでは実にもったいないですよね。

フリードプラスだけでなく、ハイブリットのモデルに乗られている皆さんはいかに効率良くバッテリーを充電できるのか、実践しながら走るともっと運転が楽しくなるはずですよ！

 

まとめ

いかがでしたか。

この記事ではフリードプラスの実燃費や、燃費向上させる方法を紹介してきました。

少しでもフリードプラスの魅力や燃費向上術が伝わっていただけたら幸いです。

記事を読んでいただきありがとうございました！

それでは！！