フリード【プラス】オイル交換の時期や費用は？

CMなどでも大注目のHONDA社のフリード＋（プラス）
大事に乗りたいからこそ、オイル交換など、メンテナンスに関して注目してみました！

フリードのオイル交換

エンジンオイルの交換で、トラブル予防

オイル交換、と一口に言っていますが、正しくは「エンジンオイルの交換」を指します。

エンジンの仕組みは、回転やピストン運動の繰り返しにより駆動力を生みだします。
エンジンオイルは金属の摩耗を防ぎ、エンジンを正常に機能させ、
またその機能を長く維持するため重要な役割を果たしています。

エンジンオイル交換をせずに放置しておくと、最終的にはエンジンが故障する可能性があります。
エンジン内部では、燃料の不完全燃焼によって、スラッジと呼ばれる燃えカスが発生するのですが、
スラッジはオイル交換を定期的に行っていればオイルと一緒に除去されるので、
エンジン内部で詰まったりすることはありません。

しかし、スラッジがエンジン内部に蓄積するとエンジンオイルの循環を妨げるため、
最悪の場合エンジンの焼き付きを起こし、車両火災を起こしてしまう危険性もあります。

オイルランプの点灯は最終警告

車の仕組み上、最終的には運転席にあるオイルランプ(油圧警告灯)が点灯することになります。
オイルランプはエンジンオイルが少なくなったり油圧が下がると点灯します。

ですが、よっぽどひどい状態にならないと点灯しないので、
オイルランプが点灯する時には、エンジンがすでに故障していたりすることもあるので
オイル交換だけでは直らない場合が多くあります。

エンジンオイルを交換しないことで、エンジンの故障につながることはもちろんのこと、
思わぬトラブルを発生させてしまう要因ともなります。
そのため、定期的にエンジンオイルの状態を確認して、適切に交換をするようにしましょう。

一般的な交換時期は約半年に1回

では、どれくらいの頻度でオイル交換をすればよいのでしょうか？

走行距離や、車種等で判断可能ですので、以下をご参照ください◎

≪軽自動車≫
・ターボ車：5,000kmまたは6ヶ月
・普通車：10,000kmまたは6ヶ月

≪ガソリン車≫
・ターボ車：5,000kmまたは6ヶ月
・普通車：15,000kmまたは1年

≪ディーゼル車≫
・5,000km～10,000km

また、交換時期を早めた方がいい場合もあります。

・高温や低温、湿度の高い場所などの環境下で使用する方
・悪路を走ることが多い方(砂やホコリなど)
・坂道走行が多い方
・高速走行が多い方
・ちょっとした距離の移動を頻繁おこなう方(エンジンが温まらない)

北海道や沖縄など、独特な気候にお住まいのオーナーさんは注意したほうがいいかもしれませんね！
また山側にお住まいの方も、坂道での走行は増えると思いますので、
お近くのプロにご相談されることがベターでしょう◎

理想は、「こまめにメンテナンスをして車の状態を把握しておくこと」、
もしくは「掛かりつけの整備工場を作ること」ではありますが、なかなかそうもいかないもの。

最低でも、次のオイル交換時期を把握しておくようにしましょう！

フリードプラスの場合、ガソリン車に分類されますが、
ハイブリッド車かガソリン車かによって、エンジンの摩耗具合は変わってくると思います。

ただ、いずれにせよ、1.5リッター直列4気筒DOHCを搭載しているのは同じですので、
半年に1回くらいのペースでメンテナンスをかけておくに越したことはないでしょう◎

ホンダ純正 オイル ウルトラ レオ 【0W-20 20L×1缶】 エンジンオイル HONDA ULTRA LEO 低燃費 ECO エコ SN / GF-5 0W20 20l ペール 業務用 ホンダ純正オイル 価格:16,456円 (2020/5/3 11:46時点) 感想(0件)

フリードのオイル交換の費用

フリードのガソリンエンジンは1500ccで、
ホンダのオイル適合表で見てみるとフリード新型のオイルの量は、3.1L。
オイルエレメント（フィルター）交換時は 3.3L入ります。

一般的には1600cc以下で4,000円～7,000円程と言われていますが、
各交換方法ではどれくらいの金額がかかるのでしょうか？
今回はオイルエレメントの交換も込みで試算してみました！

ちなみに、オイルエレメント（フィルタ）もメンテナンスが必要なものではありますが、
オイル交換2回に1回くらいの頻度で交換するのがベターと言えましょう。

ディーラー（ホンダ）で交換の場合

ウルトラLEO（0W-20） 1,323円/L（デフォルトオイル）に、工賃￥3,900円なので
1,323円×3.3L+3,900円で、8,265円、約8,500円ほどかかる算段になります。

若干割高にはなるものの、最近のエンジンはオイルを指定しているため、
他のオイルを使用すると燃費悪化や不具合の原因にもつながり、良いとこなしなのが正直なところです。

また、オイルの適正量を守って安全に走行するためにも、
フリードのプロである、ディーラーでの交換をお勧めします。

一昔前は、ディーラーでのメンテナンスは高額になる印象を持たれている人が多かったのですが、
今や、オイル価格の高騰なども相まって、市場の相場が異常に値上がりをしているため、
ディーラーでのメンテナンスの方が、
コストパフォーマンスが良いと感じているオーナーさんが増えてきているようです。

また、ディーラーでお車を購入されている場合は、
無料1か月点検と無料6か月点検というサポート制度がついているはずです。
加えて、その時のキャンペーンによっては、初回～複数回オイル交換無料等の施策も実施されています。

ディーラーには心置ける営業マンもいるでしょうし、
正直一番何でも相談しやすい環境であることは間違いありません。
ひとまず、点検自体は無料でしてもらえるので、自分で判断が難しい場合は、
一旦プロにご相談されるのも良いかもしれません！

ガソリンスタンドでの交換の場合

オイル相場　1,000円に、工賃が少なくとも1,000円ほどと見積もった結果、
1,000円×3.3L+1,000円で、4,300円と、ディーラーで受ける半額の金額で受けられます。
さすが街のガソスタ！と言ったところでしょうか。
金額で右に出るものはいないかもしれません。

確かに、ディーラーより格安の結果にはなりますが、
やはりオイルの質や粘度、それから作業者の質なども気になるところではあります。
整備できる環境は整っていても、どちらかと言えばメンテナンスよりも
給油が本業ではありますもんね。

また正規ではないため、各車種のエンジンとの相性のいいオイルを選べているかと聞かれると
ちょっと難しいのがホンネではないでしょうか。

カー用品店での交換の場合

新型フリードではホンダ純正品では「ULTRA NEXT」が推奨されており、
ネット通販で手に入れるとしたら、4L缶で3,259円～7,535円ほど。

どのオイルを選ぶかによって金額は異なりますが、大体の工賃は500円ほど。

フリードに適合するオイルでは、リッターあたり1,000円～1,600円を超えるものもありますが、
高く見積もったとしても、約6,000円弱で受けられます。

ガソリンスタンドよりは、日々車のメンテをされている作業者さん・技術者さんが作業してくれるため
サービスの質には安心感があると思いますが、オイルの選び方などは
オーナー次第なところがあるため、選択肢の多さに迷いが生じそうですね。

まとめ

車の奥深さを垣間見れた気がします！
大事な車だからこそ、長く安全に走行したいものです◎

さて、今回の振り返りとしては

●オイル交換とは
・エンジンオイルの交換でエンジントラブルを予防する
・オイルランプの点灯は最終警告
・一般的な交換時期は半年に1回

●オイル交換の費用
・ディーラーでの交換は約8,500円、ただしオプションによっては割引等あり
・ガソリンスタンドでの交換は約4,300円と破格ではあるものの、サービスの質は謎
・カー用品店での交換は約6,000円弱

となっています◎
折角買った車、ぜひとも安全で大事に乗ってくださいね！